NTK切削工具

圧延ロール加工用セラミック、CBN工具

圧延ロール加工用工具| セラミック、CBNインサート

超硬工具よりも高速加工・長寿命加工・良好な面粗さを実現
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セラミック工具の特性を活かし、高能率なロール加工が可能

ロール材質、加工用途に合わせた各種セラミック材質、CBN材質をラインナップ。
ロール加工に最適なチップ刃先処理を設定し、安定加工をサポート
特長

セラミック工具のメリット

  • 超硬工具よりも硬度が高く、高速切削が可能
  • 金属成分を含まないため、耐熱性が高く、加工熱による工具損傷を抑制
  • TiC系セラミック+アルミナの安定した性能による部品表面仕上げ向上
  • CBNより優れた費用対効果

CBN工具のメリット

  • CBN含有量の向上により優れた耐欠損性を発揮
  • 粗加工に最適な耐摩耗性
  • B22とB36:超硬ロール加工に最適
適用アプリケーション

圧延ロール材 旋削加工

工具材種の特長
セラミックチップ活用ポイント

① チップ形状の違い

チップのコーナRが大きい程、チップの刃先の強度は高くなり、寿命も長くなります。
但し、コーナRが大きくなると、切削抵抗も高くなる事にはご注意ください。

セラミックチップ活用ポイント

② 刃先処理の違い

刃先処理を大きくすることで、チップ欠損が抑制できます。
粗加工時の加工安定性が向上します。

セラミックチップ活用ポイント

③ オーバーハング量の最小化

オーバーハング量を最小化けすることで、ビビリやチップの欠損を抑制できます。
加工安定性が向上します。

特殊品にも対応

オリジナル形状チップ、ホルダ等特殊品にも対応します。

- テーブルをスクロールする
ロール材質 加工用途 工具材質 切削速度(m/min) 切削速度(SFM) 送り(mm/rev) 送り(IPR) 切込み(mm) 切込み(inch) DRY WET
ハイスロール 粗~中仕上げ ウィスカセラミック WA1/WA5 ~ 40 ~ 130 0.3 – 0.5 .012 – .020 ※チップ直径の 5 – 15% (目安)
仕上げ CBN B22/B36
高硬度スチールロール 中仕上げ~仕上げ アルミナセラミック HC2/HC7 80 – 200 260 – 660 0.5 – 0.8 .020 – .030
仕上げ CBN B22/B36
鋳鉄ロール
チルド鋳鉄
中仕上げ~仕上げ アルミナセラミック HC2/HC7 40 – 80 130 – 260 0.3 – 0.5 .012 – .020
仕上げ CBN B22/B36
鋳鉄ロール
ダクタイル
グレン
アダマイト
特殊鋳鉄
粗~中仕上げ 窒化珪素系セラミック SX9 40 – 120 130 – 400 0.5 – 0.8 .020 – .030
仕上げ CBN B22/B36
超硬ロール 粗~中仕上げ ウィスカセラミック WA1/WA5 ~ 40 ~ 130 0.3 – 0.5 .012 – .020
仕上げ CBN B22/B36
フォーミングロール
被削材:
SKD11 (Hs 70-75)
切削速度:
100 m/min 330 SFM
送り:
0.25 mm/rev .0099 IPR
切込み :
0.3 mm .0118 inch
切削油:
DRY
HC7
2ヶ/コーナ
他社黒セラミック
1ヶ/コーナ

HC7は他社黒セラミックに対して2倍の寿命を実現した。

ベンディングロール
被削材:
S45C 高周波焼き入れ(Hs 80-)
切削速度:
60 m/min 200 SFM
送り:
0.5 mm/rev .020 IPR
切込み :
0.3 mm .0118 inch
切削油:
DRY
WA1
2ヶ(6,000L)/コーナ
他社黒セラミック
1ヶ(3,000L)/コーナ

WA1は他社黒セラミックに対して2倍の寿命を実現した。
顧客の声:他社黒セラ品以外、今まで試したことなかったが、体感で現行品との違いを実感した。

関連ニュース

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