NTK切削工具

Y軸ホルダシリーズ

前挽き・後挽き・溝入れ・多機能(バルブスプール部品向け)加工用
| CNC自動旋盤向け(くし刃刃物台タイプ)

切屑を自然に落下させ切屑トラブルを解消
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切屑トラブル解決の最終手段

くし刃刃物台CNC自動旋盤の工具交換制御軸(Y軸)を切込みに利用
切屑を自然に落下させることで切屑を絡ませない
性能
  • 切屑を下に落下させることで切屑絡みを防止
  • 内部給油タイプホルダを活用することで、工具摩耗も抑制しワーク寸法安定性向上
適用アプリケーション

前挽き / 後挽き / 溝入れ加工用
純銅加工 / 樹脂加工

プログラム例

  • T300…ツール呼び出し
  • G0 X11.0 Z0 T3…バイト位置決め
  • G1 X8.0 F0.08 … 8.0 mm .315 inch まで切込み
  • Z5.0 F0.05…長さ 5.0 mm .197 inch まで切削
  • X11.
  • G0 X11.0

 

一般的な前挽き加工では、ツールを呼び出して位置決めを行い、切削加工に入ります。 径方向の切込みは「X軸」です。

プログラム例

  • T300…ツール呼び出し
  • G0 Y11.0 T3
  • X0 …バイト位置決め
  • G1 Y8.0 F0.08 … 8.0 mm .315 inch まで切込み
  • Z5.0 F0.05…長さ 5.0 mm .197 inch まで切削
  • Y11.0
  • G0 X11.0
 

Y軸ホルダを使用した場合、ツール呼出しは①の位置になります。
切削加工をさせるため、位置決めを上図 ③の位置へ行います。
この位置から切削加工に入ります。径方向の切込みは「Y軸」です
注) 実際のプログラムにおいては、ツールデータ又はプログラム上で、シャンク□分のY補正を行う必要が有ります。

ご使用は2本までとし、干渉を防ぐため 2本並べて装着しないでください。

2本並べて使用しますとワークとY軸ホルダが干渉する恐れが有ります

通常ホルダを挟んで装着してください。

ツールNo②から④へ交換する場合、Y軸ホルダの突出し量を基準として後退位置を設定してください。

位置③のY軸ホルダの刃先を基準に刃物台を逃す。

溝入れ加工用ホルダ「Y-GTTR型」を例として加工可能外径寸法を示す。(他のホルダも同一寸法)

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