NTK切削工具

HPCシリーズ

アルミニウム合金仕上げ加工用フライス工具 | PCDインサート

アルミニウムの高速フライス加工を実現
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⌀20 ~ ⌀100 ⌀.787” ~ ⌀3.937″  幅広いサイズをラインナップ化

固定式/調整式
  • 上:シャンクタイプ
  • 下:シェルタイプ
  • 小径タイプ

性能

  • 幅広いサイズをラインナップ化 直径 φ20 – φ100 φ.787” – φ3.937” から対応
  • 優れた剛性 カットボディに鋼製ボディを採用し高い信頼性を実現
紹介動画
ロッカーシャフトホルダー加工
被削材:
ADC12
面粗さ規格:
12.5S
加工面粗さ:
1.5S
材種:
φ 32 1.25” ×4枚刃(PD1)
φ 32 1.25” ×2枚刃(他社PCD)
切削速度:
800 m/min 2,600 SFM (PD1)
600 m/min 2,000 SFM (他社PCD)
回転速度:
8,000 min-1 (PD1)
6,000 min-1 (他社PCD)
送り:
0.05 mm/t .002 ipt (PD1)
0.025 mm/t .001 ipt (他社PCD)
テーブル送り:
1,600 mm/min 63 ipm (PD1)
300 mm/min 12 ipm (他社PCD)
切込み:
MAX 1.0 mm .040 inch
切削油:
WET(外部給油)
PD1
15,000個/コーナ(継続中)
他社PCD
8000個/コーナ

HPCは他社品超硬カッタに比べ、約5倍の加工能率向上を実現。トータルサイクルタイム3分の短縮に成功。

アンダーホルダー加工
被削材:
A7000
面粗さ規格:
12.5S
加工面粗さ:
6S
材種:
φ 30 1.2” ×4枚刃(PD1)
φ 50 2” ×4枚刃(他社PCD)
φ 32 1.25” ×3枚刃(他社PCD)
切削速度:
750 m/min 2,400 SFM (PD1)
785 m/min 2,500 SFM (他社PCD φ 50 2” ×4)
700 m/min 2,300 SFM (他社PCD φ 32 1.25” ×3)
回転速度:
8,000 min-1 (PD1)
5,000 min-1 (他社PCD φ 50 2” ×4)
7,000 min-1 (他社PCD φ 32 1.25” ×3)
送り:
0.1 mm/t .004 ipt
テーブル送り:
3,200 mm/min 126 ipm (PD1)
2,000 mm/min 79 ipm (他社PCD φ 50 2” ×4)
2,100 mm/min 83 ipm (他社PCD φ 32 1.25” ×3)
切込み:
ap=3,d=3,d=1.5
3パス (PD1)
d=0.4
1パス (他社PCD φ 50 2” ×4)
d=3,d=3,d=1.5
3 PASS (他社PCD φ 32 1.25” ×3)
切削油:
WET(外部給油)
PD1
24,000個/コーナ(継続中)
他社PCD φ 50 2” ×4
10000個/コーナ
他社PCD φ 32 1.25” ×3
2500個/コーナ

バリ(超硬インサート欠損)未発生。
良好につき、現在のφ 32 1.25” とφ 50 2” をφ 30 1.2” に統一。

レールフレーム(2輪用)の加工
被削材:
W2K
機械:
小型M/C(BT30)
カッタ仕様:
φ 40 1.6” ×4枚刃(PD1)
φ 40 1.6” ×3枚刃(他社PCD) 鋼ボディ
切削速度:
753 m/min 2,500 SFM (PD1) 314 m/min 1030 SFM (他社PCD)
回転数:
6,000 min-1 (PD1)
2,500 min-1 (他社PCD)
送り:
0.05 mm/t .002 ipt (PD1)
0.08 mm/t .003 ipt (他社PCD)
テーブル送り:
1,200 mm/min 47 ipm (PD1)
600 mm/min 24 ipm (他社PCD)
切込み:
2~4 mm .08~.16 inch (複数カット)
切削油:
WET
PD1
30,000個/コーナ
他社PCD
10~20個/コーナ

寿命と効率の大幅な向上に繋がった。

■ 必ず全てのインサートポケットを清掃の上、以下の作業を行って下さい。

  • 第1ステップ:チッピング防止対策
    粘着テープ(粘着力の弱いテープが望ましい)をダイヤルゲージ触針の(水平な)先端に貼る。
  • 第2ステップ:チップの取り付け
    HPCとALWCは最初にカートリッジをボディに取り付け、クランプ用ねじでチップを3N・mで締め付けます。
    【注意:カートリッジにチップを先に取り付けると、カートリッジをボディに取り付けることができません。】
  • 第3ステップ:仮締め(トルクレンチ使用)
    止めねじ①を4N・mで締めます。
  • 第4ステップ:刃振れ調整
    ダイヤルゲージを見ながら仮締めしているチップの中で最も刃先が高いものを、アキシャル調整ねじ②を回転させて +0.03 mm +.0012” だけ持ち上げる。他のチップの刃先もこの位置を基準として+/- 5 microns .0002 inches (レンジで 10 microns .0004 inches )以内にセットする。
  • 第5ステップ
    ダイヤルゲージから触針を取り外します。
  • 第6ステップ:本締め(トルクレンチ使用)
    HPCの場合、止めネジ①を8N・mで締め付ける。

補足

  • 刃先の振れは本締め後でも、+/- 10 microns .0004 inches (レンジで 20 microns .0008 inches )以内に収まります。
  • 上記の場合、NTK標準インサート(一部を除く)及びNTK再研磨品では工具寿命・面粗さへの影響はありません。
HPC固定式カッタについて

固定式はインサート交換のみでご使用いただけます

お客様は刃先調整不要です
(チップクランプ用ネジでインサート取り付け・取り外しのみ)

【注意】

※カートリッジ固定ねじとアキシャルセットねじ及びバランス調整用ねじ穴は特殊部材で埋め込まれておりドライバや六角レンチは挿入できません。
※埋め込み部材の色は、実際の製品の色と異なります。

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