フライス仕上げ加工用 | 高硬度材加工用ウィスカセラミック
高能率、長寿命、高硬度加工用セラミック
HRC45-62の高硬度材フライス加工に対応
加工コスト低減と研磨工程削減を実現
性能
- 熱衝撃に強いSiCウィスカをアルミナに添加することで高速フライス加工を実現
- 超硬工具に対して長寿命加工が可能
適用アプリケーション
HRC 45-62 高硬度材
工具鋼、チルド鋳鉄、ステライト、金型鋼、焼結合金、肉盛り溶接箇所等
材質別特性
加工条件
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インサート形状 | 切込み(mm) | HRC 45-55 | HRC 55-60 | HRC 60-62 | |||
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切削速度(m/min) | 送り(mm/刃) | 切削速度(m/min) | 送り(mm/刃) | 切削速度(m/min) | 送り(mm/刃) | ||
RPGN1204タイプ | 1.3 | 250 - 390 | 0.12 | 210-360 | 0.08 | 170-330 | 0.07 |
RNGN1207タイプ | 2.0 | 250 - 420 | 0.12 | 210-390 | 0.10 | 170-360 | 0.07 |
注:切削速度と送りは加工開始条件の目安となります。
加工のポイント
- 工具突出量は最小限にしワークのクランプは強固にしてください
- 切削幅は、カッタ直径の50%から65%までとしてください
- 加工入際と出際では送りを加工条件の25%まで下げてください
- クーラントは使用せず、エアーブローのみとしてください
- 金型キャビティ部の加工は、ヘリカル加工にて実施ください
- アップカットを推奨します
- 可能であれば焼きばめ式のアーバを使用ください
- 推奨条件内にて加工を行ってください
- 切削熱を維持させるため、低切込み加工になるにつれ切削速度を上げてください
- 切削熱によるインサート塑性変形を最小限にするため、切削速度を調整ください
ラインナップ
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形状 | NTK品番 | コーナR | 材質 | 寸法(mm) | |||
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メートル系品番 | 刃先処理 | WA1 | WA5 | 内接円 | 厚さ | ||
RNGN 120700 | T00520 | ― | ● | 12.7 | 7.94 | ||
T00525 | ● | ||||||
T00820 | ● | ||||||
T01020 | ● | ||||||
RPGN 120400 | T00520 | ― | ● | 12.7 | 4.76 | ||
T01020 | ● |