JX1/JX3耐熱合金 粗~中仕上加工用 | BIDEMICS

耐熱合金加工向け新材質

耐熱合金を超高速 Vc=480 m/minで加工する

ウィスカセラミックと比較し長寿命&高品質な加工面
航空機部品向け新材料にも対応

紹介動画

性能

  • ウィスカセラミックと比較し、 大幅な寿命延長可能
    「2倍」の切削速度で加工可能 良好な加工面を実現 
  • 粉末冶金製の耐熱合金加工にも対応

適用アプリケーション

耐熱合金全般
旋削加工 / 溝入れ加工 / ならい加工 / 中仕上げ加工 白皮 粗加工~中仕上げ加工向け

材質別特性

加工条件

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材質 被削材 加工方法 工程 切削速度(m/min) 送り(mm/rev) 切込み(mm) 切削油
JX1/JX3 耐熱合金 旋削 粗加工(白皮) 180 - 480 0.12 - 0.27 1.0 - 2.5 WET
ならい加工 中仕上加工 210 - 450 0.10 - 0.25 1.0 - 2.0
溝入れ 180 - 480 0.05 - 0.10 -

インコネル材 白皮 粗加工

インコネル材 白皮 溝入れ加工

加工事例

タービンシャフト( インコネル 718 黒皮除去後)
被削材:
インコネル 718
黒皮除去後
切削速度:
240 m/min
送り:
0.2 mm/rev
切込み:
2.0 mm
切削油:
WET
JX1

10分

他社ウィスカセラミック

3分

長寿命
JX1は高硬度性と優れた熱伝導性を併せもち、ウィスカセラミックと比較して強度が向上。
一般的なウィスカセラミックでの切削速度、送り、切込みを適用した場合に、寿命が飛躍的に改善します。
タービンディスク (インコネル 718 粗加工)
被削材:
インコネル 718
切削速度:
200 m/min
送り:
0.15 mm/rev
切込み:
2.0 mm
切削油:
WET
JX1

120 cc/min

他社ウィスカセラミック

60 cc/min

高速化
JX1/JX3は優れた材質特性を持ち、ウィスカセラミックと比較して高速化が可能です。
2倍の切削速度が期待出来るため生産性向上を実現し、増産対応のための設備投資が低減出来ます。
タービンケース (718Plus 中仕上げ)
被削材:
718Plus
切削速度:
240 m/min
送り:
0.25 mm/rev
切込み:
0.5 mm
切削油:
WET
JX1

3パス

他社コーテッドウィスカ

1パス

幅広い種類の耐熱合金に対応
近年市場でより一般的になっている、高ニッケル/高コバルト/粉末冶金製耐熱合金などの難削材料の加工において、JX1/JX3の独自の材料特性が有効に機能します。

切屑形状

耐熱合金加工においては伸び易い切屑も、高速加工により、容易に分断が可能となります。

ラインナップ

カタログを見る

ラインナップは製品カタログにてご確認ください