LFV technologyTMVブレーカ外径加工用 | 自動盤向け振動切削専用

振動切削"専用"工具、 誕生

振動切削において工具寿命延長と安定した切屑処理を実現

機械稼働率を高める振動切削に対し、最大限のパフォーマンスを引き出す切削工具を開発
お客様の工具選定や条件設定の悩みを解決すべく、NTKから最高の選択肢を提供します

性能

  • 刃先損傷を大幅に抑制 難削材加工においても長寿命化が期待できます
  • より安定した切屑処理 振動切削機能によって分断された切屑を、より規則的で安定した形状へ生成します

適用アプリケーション

振動切削機能付き自動盤を用いた前挽き加工

ブレーカ形状

Specialized for LFV technology

LFV technology

※LFVはシチズン時計株式会社の登録商標です。

[ 切削条件 ]
被削材:SUS316L Vc = 80 m/min ap = 1.0 mm
f = 0.03 mm/rev モード1 D1.5 Q1.5

加工条件

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材質 被削材 加工方法 切削条件 振動条件 ( LFV )
切削速度 (m/min) 送り (mm/rev) 切込み (mm) P Q D
ST4 オーステナイト系ステンレス
( SUS304 / SUS316等 )
前挽き 40 - 100 0.02 - 0.06 0.5 - 2.0 モード1 0.5 0.5
DM4 炭素鋼・合金鋼 ( SCM435 / S45C等 ) 前挽き 50 - 120 0.02 - 0.06
TM4 非鉄 ( アルミ / チタン等 ) 前挽き 60 - 150 0.02 - 0.06

当製品は刃先が低く設計されておりますので、芯を合わせた上でご使用ください。
R0.08品を使用する場合は、送りを0.02mm/rev以下で設定ください。 送りを0.02mm/revより上げたい場合は[ モード2 / E4.0 / R0.5 ] を推奨致します。

加工事例

加工機 Cincom L20-LFV
被削材 SUS316L
切削速度 80 m/min
送り 0.05 mm/rev
切込み 1.0 mm
切削油 WET
振動条件 モード1 Q0.5 D0.5
建機部品
被削材:
SGD 材(SS 研磨材)
加工径:φ8 / 10.8 / 12
回転数:
2,500 rpm
送り:
0.03 mm/rev
切込み:
2.0 / 2.6 / 4.0 mm
振動条件
( LFV )
モード1 / Q1.0 / D0.5
DM4 DCGT11T302MRTMV

600個 / コーナ

他社PVD超硬

300個 / コーナ

バルブ部品
被削材:
SUS304
加工径:φ3.8
回転数:
2,263 rpm
送り:
0.02 mm/rev
切込み:
3.1 mm
振動条件
( LFV )
モード2 / E3.0 / R0.5 / I0.02
ST4 DCGT11T302MRTMV

3,000個 / コーナ

他社PVD超硬

2,200個 / コーナ

紹介動画

ラインナップ

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形状 品番 数量/ケース PVDコート 寸法
メートル インチ ST4 DM4 NEW TM4 NEW 内接円 厚さ コーナR
DCGT11T301MRTMV DCGT32.504MRTMV 10 9.525 3.97 0.08
DCGT11T301MRTMV2 DCGT32.504MRTMV2 2 9.525 3.97 0.08
DCGT11T302MRTMV DCGT32.508MRTMV 10 9.525 3.97  0.18
DCGT11T302MRTMV2 DCGT32.508MRTMV2 2  ● 9.525 3.97 0.18
DCGT11T304MRTMV DCGT32.51MRTMV 10 9.525  3.97 0.38
DCGT11T304MRTMV2 DCGT32.51MRTMV2 2 9.525 3.97 0.38

当製品は刃先が低く設計されておりますので、芯を合わせた上でご使用ください。
※ R0.08品を使用する場合は、送りを0.02mm/rev以下で設定ください。 送りを0.02mm/revより上げたい場合は[ モード2 / E4.0 / R0.5 ] を推奨致します。

お求めやすいように従来の10個ケースに加え、2個ケースでの販売を致します。

今後も他の被削材での検証やラインナップ拡充を進めて参ります。皆様からのご相談や情報のご提供からも、新たな開発に繋げていきたく「サンプルを申し込む」よりお気軽にご連絡ください。